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工商銀行は中国全国初の「単一窓口」越境送金成功

2019.10.29

 4月18日、税関総署国家港岸管理事務所および中国工商銀行などの金融機関が共同で構築した「単一窓口」標準版金融サービス機能は正式的にリリースされた。当日、中国工商銀行廈門(アモイ)支店は廈門(アモイ)象嶼速伝供給連鎖発展株式会社のため、中国全国初の「単一窓口」の越境送金業務を処理し、顧客に「出かけないまま」オンラインで越境貿易業務が処理できる便利さを感じさせた。

 

 話によると、廈門(アモイ)象嶼株式会社は「単一窓口」を通じて工商銀行廈門支店に越境送金などの多くの業務申請を提出し、関連申告書、契約書、領収書などの電子文書を同期してリアルタイム転送を行い、順調に合意締結、ユーザーバインディング、越境送金までの全プロセス業務の手続きを完成した。処理プロセス全体で単証や情報の全電子化インテリジェントな転送が実現され、企業の越境決済効率やサービス満足度が大幅に向上させた。

 

 「単一窓口」は税関総署国家港岸管理事務所と工商銀行などの金融機関が共同で構築した総合化、一体化の情報管理プラットフォームであり、標準化されたサービスを利用し企業向きの越境貿易便利化サービスレベルを向上させられる。今回のオンラインライン「単一窓口」標準版が三方協議締結、オンライン予約口座開設、ユーザーバインディング、越境送金、為替レート照会などの機能を追加し、企業が「中国国際貿易単一窓口」プラットフォームに登録し利用すれば、ワンタッチで銀行の要求に適う標準化単証と電子情報を提出でき、オンラインで越境貿易の全プロセス業務手続まで完成できる。その内、最も核心的な金融サービス機能として、「単一窓口」の越境送金は有効に企業の越境決済の効率を高めることができ、企業、特に多くの中小企業の経営コストを下げることができると予測されている。