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中国と中東欧諸国の農業貿易総額12億ドルに

2019.06.28

 5月17日、第4回中国-中東欧諸国農業閣僚会議が杭州で開催された。中国農業農村部の韓長賦部長は、この1年で、中国と中東欧の国が農業協力を積極的に深化させ、農業貿易が急成長し、農産物の年間貿易総額が12億ドルに達したと述べた。

 

 また「中国と中東欧諸国は農業発展、実務協力、国民生活の改善などの面で目標が高度に一致し、農業資源と製品生産能力にはそれぞれ長所があり、市場相互補完性が高く、農業協力を強化することは各方面の共通の利益に相応しい。」と語った。

 

 紹介によると、農業貿易協力の形式は絶えず豊富になっているほか、中国と中東欧国の農業投資も勢い良く発展しており、協力の面は絶えず拡大している。初めての中国―中東欧国家農業協力模範区域はブルガリアで設立し、安徽省の豊原の年間生産量6万トンのクエン酸工場はハンガリーで起工式が開催された。越境ECは勢い良く発展し、最初の中国-中東欧農産物EC物流センターと展示館が深センで正式に稼働し始めた。有名なEC会社も次々と中東欧の商品館を開設した。

 

 そのほか、貿易の商業化水準も引き続き向上し、中国は中東欧諸国と十数品目の農産物対中輸出検疫議定書を締結し、より多くの中東欧の優良農産物が更にスピーディーに中国の庶民の食卓に上がるようになった。

 

 韓長賦部長は、「中国は中東欧の国家と協力を強化し、チャンスを把握し、挑戦を直面し、力合わせて農業協力をより広く、より深く発展させるべきだ。政策上の話し合いを強化し、政策協同を推進し、食糧安全水準を向上させ、科学技術交流協力を強化し、食糧生産加工などの分野で協力し、共同で農業総合生産能力を向上させていかなければならない。」と述べた。