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中国銀行個人国際外貨送金業務の説明

2020.01.25

サービス名

国際外貨送金

 

サービス説明

中国銀行を利用し、中国国内の外貨資金を世界各地に送金することです。

 

サービスの特徴

 

1、 送金ネットワークが広い

中国銀行は中国大陸および41の国家と地域で顧客に全面的な金融サービスを提供し、全世界179個の国家と地域の1600余りの金融機関と連携し、最も優れている国際送金経路を提供します。

 

2、 送金貨幣種は多様である

現在、中国銀行窓口は18種類の貨幣の電信送金と手形送金サービスが提供できます。ドル、ポンド、ユーロ、香港ドル、新加坡元、日本円、カナダ元、オーストラリアドル、スイスフラン、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ、ノルウェークローネ、マカオ元、ニュージーランドドル、タイバーツ、南アフリカランド、ロシアルーブル、マレーシアリンギットは対応できます。ネットバンクなどの電子ルートでも上述のすべての貨幣種の電信送金サービスを取り扱うことができます。

 

3、 送金は安全で便利である

電信送金と手形送金の2種類のサービスが提供されており、金額、用途、時間的な制約性などの要求によって選択できます。そのほか、「全額入金サービス」を新設し、事前に中継費用を預かってロックし、送金元金を全額送金先に届くことが確保できます。現在、ドル、ユーロ、オーストラリアドル、日本円の4つの貨幣種が対応できます。通常送金のテンプレートのままで利用できます。窓口、ネットバンクあるいは自助端末を通じて送金業務を処理して常用テンプレートとして保存すれば、いずれのルートで再送金する時に直接利用することができ、繰り返し記入する必要がありません。

 

 

海外送金ルート

 

窓口、ネット銀行、セルフサービス端末ルートの三つのルートで送金できます。

 

窓口:すべての中国銀行支店は越境送金サービスが対応できる。現地の支店までお越しください。

 

ネット銀行:ログイン後に順次「振込送金」-「海外送金」ボタンを押し、画面の提示に沿って送金情報を記入してください。

 

セルフサービス端末:「中国銀行内/他の金融機関へ送金する」-「海外送金」をクリックし、カードを挿入してパスワードを入力する。送金先の国を選択し、画面の提示に従って送金情報を記入してください。

 

 

海外送金手順

 1、送金

ステップ1:「海外送金申請書」を記入してください。

電信送金に必要な情報:

1送金通貨及び金額

2受取人の氏名及び住所

3受取人の銀行の口座番号

4受取人の銀行名、SWIFTコード又は住所

手形送金に必要な情報

1送金通貨及び金額

2受取人の氏名及び住所

ステップ2:送金元金と手数料を支払ってください。

ステップ3:「海外送金申請書」を印刷し、確認してからサインをしてください。連絡先を記入してください。

ステップ4:振込み明細を受け取り、送金を完了します。手形送金の場合、印刷された為替手形をお渡ししますので、郵送またはご自身で携帯して海外へお送りください。

 

・注意事項

①    受取先に速やかに送金が届くために、送金情報の正確さを確保してください。初回の国際送金は窓口で行うことをお勧めします。

②    香港、マカオ、台湾地域への送金以外はすべて英語で記入してください。

③    手形送金を利用する際に、受取人の現地に中国銀行海外支店があることを確保してください。そうでなければ、現地の他の銀行を通じて送金を代理受け取らないといけない場合があります。

④    送金に問題が発生した場合、お記入になった連絡先まで速やかにご連絡します。

 

2、 照会

受取人が速やかに送金を受け取っていない場合、ご本人の身分証明書、送金伝票、料金証明書を持って送金手続きをして窓口で照会手続きにお越しください。

 

3、 送金の払戻

送金手続きを済ました後、ご計画に変化が発生する場合、送金を取り消しと払戻は可能です。電信送金の場合、送金が受取人の口座に入金される前に、振込人本人の身分証明書、振込伝票、手数料証明書で送金取り消し手続きをすることができます。送金がすでに受取人の口座に入金された場合、受取人の同意を得てから払戻することができます。手形送金の場合、手続きした本人の身分証明書、為替手形、送金伝票、手数料証明書で払い戻し手続きができます。

 

4、 為替手形の紛失届け

為替手形を紛失した場合、本人の身分証明書と振込伝票を携帯し、速やかに国際送金手続きをした銀行に書面で紛失届けを提出してください。ご要求に応じて紛失及び支払停止手続きをします。

 

 

関連法律法規

 

個人での海外送金は国家外貨管理政策に従う必要があり、関連規定の概要は以下の通りです。

 

1、 資金用途

個人経常項目に基づく外貨支出は、国際送金の利用は可能です。以下の用途を含みます:

居住者個人の海外旅行、親戚回り、拝謁、留学、医療、国際学術活動への参加、教職に就くことなど用の送金;国際学術団体組織の会員費の納付、海外から少量の薬品、医療機械の通信購入、海外直系親族の病気、死亡、災害などの特殊な情況用の送金。中国国内に1年以上滞在した外国人と香港、マカオ、台湾人が海外から持って入国した自家用物品、あるいは中国国内で購入した自家用物品などを売却した後に得た人民元を海外へ送金することも可能でうす;経常項目のその他の外貨支出。

 

2、 取引主体、金額制限

 

送金資金形式

取引主体:中国国内の個人

取引主体:中国国外の個人

外貨預金口座からの送金

当日累計5万ドル以下(5万ドルの場合を含む)のは、本人有効身分証明書を持ち窓口で手続きをしてください。

本人の有効身分証明書による手続きができます。金額の制限がありません。

上記金額を超える場合、経常項目の中に取引が発生していることの真正性を証明する証明書を提出する必要があります。

外貨現金を海外への送金

当日累計1万ドル以下(含む)のは、本人有効身分証明書を持ち、窓口で手続きをしてください。

当日累計1万ドル以下(1万ドルの場合を含む)のは、本人有効身分証明書を持ち、窓口で手続きをしてください。

上記金額を超える場合、経常項目の中に取引が発生していることの真正性を証明する証明書、中国税関署名した「中華人民共和国税関入国旅客荷物申告書」または本人の外貨預金口座から現金を引き落とした伝票を提出する必要があります。

上記金額を超える場合、中国税関署名した「中華人民共和国税関入国旅客荷物申告書」または本人の外貨預金口座から現金を引き落とした伝票を提出する必要があります。

 

3、金額制限をオーバーする場合必要な証憑

 

用途

少なくとも以下の証明証憑が必要です。

留学

目的国/地域への有効入国ビザ付きのパスポート、香港マカオ台湾通行証など;海外学校が発行した正式的な合格通知書;海外学校が発行した料金明細通知書。

海外医療

目的国/地域への有効入国ビザ付きのパスポート、香港マカオ台湾通行証など;所在地の地区(市)級病院の証明(医師の意見付き)、海外病院が発行した受入れ証明及び費用明細通知書。

国際学術団体組織の会員費の納付

国際学術団体組織の証明書類

海外から少量の薬品、医療機械の通信購入

所在地の地区(市)級病院の証明(医師の処方箋付き)

海外直系親族の病気、死亡、災害などの特殊な情況用の送金

海外公証機関の有効証明又は中国在外大使館、領事館の証明

◾ 送金金額は関連の証明書類の記載をオーバーしてはいけません。

 

 

その他のご案内

 

1、 SWIFTコードとは?

SWIFTは「国際銀行間通信協会」の英語の略称です。この協会に属する会員銀行はすべて自分の特定のSWIFTコード、つまりSWIFTCODEを持っています。電信送金の時に、送金銀行は受取銀行のSWIFTCODEで支払電文を送信することで、お金を受取銀行に振り込むことができます。

 

2、 なぜ受取人が受け取った金額が元の送金額より少ない場合がありますか。

電信送金業務において、送金銀行と受取銀行の間で相互に取引口座が開設されている場合、送金は一般的に全額送金ができます。しかし、ほとんどの場合、送金銀行と受取銀行の間にの直接の口座の往来がなく、別の銀行または別のいくつかの銀行(即ち送金転送銀行)を経由して受取銀行に振り込まなければなりません。各送金転送銀行は,振替業務を行う際に,送金から振替手数料を徴収します。このように,当該の国際送金が受取人に送金された時、本来の送金額ではなくなります。同様に,送金の払戻が行った場合,返送された金額は必ず元の送金金額よりも少なくなります。

 

3、手形送金をした後、受取人はどのように送金を受け取ることができますか?

手形送金手続きをした後、為替手形を受取人に郵送するか、ご自身で携帯して海外へお送りください。もし振込人あるいは受取人は手形為替指定の支払銀行に口座をお持ちになる場合、或いは急用の場合、為替手形と本人有効身分証明書を持って直接指定の支払い銀行に引き出し手続きに行ってください。そうでなければ、為替手形を自分の口座開設銀行に渡して、指定された支払銀行に代金取り立て手続きもできます。

 

4、「现汇账户」と「现钞账户」の違いは何ですか?

「现汇账户」とは、香港、マカオ、台湾地域または海外から外貨に振り込まれた外貨、あるいは携帯して入国してきた外貨の預金口座であり、「现钞账户」とは、個人が保有する外貨預金口座のことです。