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1-5月中国国有企業利益総額は8.7%増、増加率がやや低下

2019.07.28

 先日、中国財政部(省)は2019年1-5月の中国全国の国有企業・国有企業が支配株主となっている企業(以下「国有企業」と略す)の主要経済利益指標状況を発表した。国有企業の主要経済指標は引き続き成長傾向を維持している。しかし、利益の増加率はやや低下している。データによると、1-5月、国有企業の利益総額は前年同期比8.7%増の1兆3929億元となった。そのうち、中央企業は前年同期比9.2%増の9565億8千万元、地方国有企業は前年同期比7.6%増の4363億2千万元だった。

 

 営業総収入について、1-5月、国有企業の営業総収入は前年同期比7.7%増の237730億元となった。そのうち中央企業は前年同期比6.3%増の138026.3億元、地方国有企業は前年同期比9.8%増の99703.7億元だった。

 

 営業総原価について、1-5月、国有企業の営業総原価は前年同期比7.8%増の229240.1億元だった。中央企業は前年同期比6.4%増の131003.2億元、地方国有企業は前年同期比9.9%増の98236.9億元だった。

 

 税引き後の純利益について、1-5月、国有企業の純利益は前年同期比9.3%増の10280.8億元だった。親会社の所有者に帰属する純利益は6412.8億元だった。中央企業は前年同期比10.7%増の7120.6億元、親会社の所有者に帰属する純利益は4640.3億元だった。地方国有企業は前年同期比6.2%増の3160.2億元、親会社の所有者に帰属する純利益は1772.5億元だった。